top of page

未来の調理器具の調査

  • 執筆者の写真: 一般財団法人エル財団
    一般財団法人エル財団
  • 21 時間前
  • 読了時間: 4分

調 査 趣 旨

磁性鍋(電子レンジ調理専用)は、電子レンジで放出される電磁波を吸収し、野菜にあった周波数に変換することで野菜に優しい、よりおいしい調理が可能となるという説がある。さらに近年の研究で、磁性鍋を用いた調理は、食材の栄養素が増え、より美味しい料理ができる、メタボリックシンドローム発症予防に有用であるなどの報告されている。

食材に合わせた周波数で加熱する、磁性鍋を用いた調理法は、新しい文明の食事法として可能性があるか?

その適合性について調査を行った。


調査結果の概要

磁性鍋を用いた「炊飯」に関しては、回数を重ねるごとに上達し、大部分の職員が「おいしい」と感じるクオリティのご飯を安定して提供することができた。野菜類に関しては、ラップのみの加熱に比べ、磁性鍋を用いた方が、若干熱の入り方が早い印象を受けた。また野菜の種類によるが、磁性鍋を用いた方が、「より野菜本来の甘み、おいしさを感じる」という感想も得られた。ただ、炊飯、調理中に細かく電子レンジの操作が必要であり、電子レンジ周辺から離れられないため、電子レンジから直接出てくる電磁波により、頭がいたい、体がだるいなどの不調をきたす場面が度々起きた。そのため調査を中断した。

調査結果の詳細

炊飯(白米)

米を洗った後、重量比で1.4倍の水を入れ、30分以上浸水させる。500Wで8分~15分程度(米300gでは11分30分がベスト)コトコトと沸騰している音が聞こえたら、すぐに200w10分へ、その後500w2分、5分蒸らして完成。

・料理本には、洗わず炊飯すると記載されていたが、粉っぽく、ぬかのような香りがするご飯が炊けた。洗う作業は必須と思われた。

(玄米)

玄米:もち米:小豆=1:1:1/4、前日から玄米と小豆を浸水し、もち米は当日30分浸水した。前日から浸水していた水は翌日一度捨て、浸水前の重量比で1.4倍の水を入れ、白米と同じ要領で炊飯した。

・玄米は少し水っぽい状態で炊きあがった。「べちゃべちゃしている」という感想や、逆に玄米の臭みが抑えられ、美味しいという職員もいた。比較として圧力鍋で炊飯を行った玄米を食べたが、そちらはベタベタしておらず、もちもちとちょうど良い水分量で、圧力鍋で炊飯をした玄米の方がおいしいと感じる人が多かった。小豆は浸水時間が長かったのか、変色をして形が崩れているものも多かった。

(白米・玄米 共通)

・電子レンジで始めに沸騰させる時、コトコトとかすかに聞こえる音を聞き取り、温度を調整する必要があるが、沸騰の合図の音は電子レンジにかなり接近しなければ聞き取ることができない。気がつかず吹きこぼしてから温度を下げたことが度々あった。

・水の量を正確に測ることで、安定的においしいお米を炊くことが出来た。

米ぬか

磁性鍋Sに小皿を入れ、米ぬかを薄く広げた状態で加熱した。(600w 計8分)

ぼそぼそと塊ができて、おいしくできなった。

野菜

野菜によって、ちょうど良い加熱時間が異なるため、一緒に入れて一括で加熱は難しかった。段階を付けて、途中で野菜を追加するなど工夫は必要であると感じた。

にんじん:磁性鍋を用いて加熱をすると、甘みが出てにんじん本来のおいしさをよく感じることができた。(小にんじん一本を刻んだ状態で入れる、500w 9分程度)

しいたけ:ラップのみと比較は出来ていないが、とても美味しく感じられた。(4つ500w 3分)

かぼちゃ:磁性鍋を使った方が、かぼちゃがホクホクになりよく火が通っているように感じた。磁性鍋の方が甘いと感じた人、あまり味の変化を感じない人もいた。(1/4を一口サイズにカット 500w 6分)

じゃがいも:磁性鍋を用いた方が、味が濃く美味しいと感じる感想もあった。(ジャガイモ2個一口サイズにカット500w9分)

にんじん、大根の葉:筋が残っていて、やはり炒めるなどの調理法でなければ厳しいという感想があった。(刻んで塩もみしたものを500w 2分)

さつまいも:ホクホクとして問題なくおいしいという感想が多かった。(小さなさつまいもを、2~3つに切り、500W 9分)

肉(ブタ)

磁性鍋に下敷きを入れ、その上に肉を置いて加熱をした。

600W4分、まぜて4分加熱をした。

火は通っており、蓋に触れていた部分は若干焦げ目が付くような形だった。

下敷きに肉の脂が入り込み、またそれが冷えて穴を塞いだ。この汚れを取るのがとても大変だった。味は少し脂っぽかった。

所    感

味噌などがっつりとした味付けをしてしまうと、野菜の味の違いがあまり分からなかった。薄味での調理が多かったためか、夕食前にかなりお腹がすく、反動でドカ食いをしてしまうといった感想もあった。やさいのおいしさに関しては、ものによっては非常に好評で「おいしい」と感じる食材もあった。

調理中30分~1時間ほど電子レンジを使いっぱなしになり、その周辺で作業を行っていたため、頭がいたい、だるいなどの体調不良をきたす場面が度々あった。アース線などを引くことで改善が見られる可能性はあるため、試してみても良いかもしれない。また、電子レンジを長時間使い続けることにより、どれほどの電磁波が周りに出ているのかを機械で測定してみても面白いのではないかと思う。




最新記事

すべて表示
視察①千葉県に行ってきました!

場所:千葉県Iさんの自宅兼ラボラトリー いわゆる「ガレージ」ラボにプラズマ発電の研究段階の装置や 光線治療器など、様々な器具、装置が所狭しと並んでいた。 Iさん自身にさまざまなアイディアはあるものの、 資金と人的リソースが圧倒的に不足していたため、...

 
 
 

コメント


bottom of page